Tumblrは日本国内ではもっぱらスクラップブック的な利用、もといダッシュボードで好きな物をむさぼる装置として使用されている感が強いですが、無論普通のブログとして利用することも可能です。
ただ、Tumblrでは日本のブログサービスでは一般的な、記事の分類用のカテゴリ機能は実装されておらず、自分のポストを分類したい場合にはもっぱら「タグ」を使用することになります。
で、その際の注意点として「ハイフン『-』」を使わない方がいいですよ、というお話。




Tumblrにおける「タグ」は自分のブログ上でポストを分類する役割の他に、ダッシュボードからのポストの検索に利用されます(というかほとんどの人にとってはそちらがメインだとおもいますが)。

この「タグ」にはスペース「 」を含めることができ、ダッシュボードからの検索時にはそのまま単一のタグとして機能します。
一方で自分のブログ内でポストの分類として、「タグページ」のURLとなる場合、各タグのスペースは「ハイフン『-』」に変換されます。

例を挙げると、
猫の写真を集めているブログで黒猫の写真に「#black cat」というタグをつけた。
ダッシュボードからの検索時には「black cat」でそのままヒットする。
自分のブログ内のタグページのURLは「(ブログのURL)/tagged/black-cat」になる。

といった感じです。

で、ではもとからスペースではなく「ハイフン『-』」をつかったらどうなるのかというと、これがタグページへのリンクが切れてしまい、「Not Found」のページが表示されてしまいます。
上の例で言うとタグを「#black-cat」とつけた場合、検索時には問題なく機能するのですが、自分のブログ内で、「(ブログのURL)/tagged/black-cat」にアクセスしても「Not Found」のページになってしまいます。テーマのテンプレートタグで自動生成されるリンクを踏んでもやっぱり「Not Found」です。

思いつく限り色々試してみましたがどうも代わりのURLが生成されてる気配はなく、リンク切れになってしまうようです。
なのでポストの分類目的でタグを使う方は、ハイフンの使用は避けたほうが良いと思います。
自分は数百ポストした後に気付いて「ゔぁ〜…」ってなりました。



2014/4/7追記: 
ハイフン以外の記号・特殊文字も試してみました。
興味のある方はこちらのポストをどうぞ。
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