本日(アメリカ時間6月10日)ホワイトハウスでTumblrの創業者デビッド・カープ氏がオバマ大統領と学生ローンについての公開Q&Aのイベントを行いました。

このイベントは、Tumblrのスタッフブログで8日時点で告知がなされ、Tumblrユーザーに対し質問の募集がされていたもので、カープ氏がオバマ大統領の前でTumblrユーザーから寄せられた質問を読み上げる形でおこなわれました。



Q&Aの様子はwhitehouse.tumblr.comに動画が掲載されており、約一時間の内容をフルで閲覧する事が出来ます。
っていうかホワイトハウスのTumblrアカウントなんてあったんだ…しかも結構頻繁に更新されてるし。うーんアメリカっぽいなぁ。


内容がアメリカの学生ローンについてなんでイマイチ日本人の僕にはピンとこないものですが、(っていうかカープ氏早口で半分も聞き取れないや…)アメリカでは大学進学に学生がローンを組むのが一般的で、かつ近年学費が物価上昇率を大きく上回るペースで高騰してたり、大卒でも仕事が無くてローン地獄に陥ったりと、わりと社会問題なんだそうで。

その辺の施策について当事者の学生層(あるいはこれから進学する層)にダイレクトにアピールしたいオバマ側が、その場としてTumblrを選択した、ってことなんですかね。
あいかわらずオバマさんこういうの活用するのスキですね。(いや「スキ」とかそういうんじゃねーだろうけど)
ちなみに質問者となったカープ氏は大学進学どころか高校中退だったりします。もっとも彼のケースはいわゆる「ドロップアウト」という言葉のイメージとはほど遠いもののようですが。

今回の話はTumblrの機能を活用してどうこうって話ではないですが、にしてもこういうことにTumblrがチョイスされるというのは日本国内のTumblr事情から考えるとちょっと意外ではあります。
関連のポストには数万Notesのリアクションがついてるポストも少なくなく、なかなかの注目を集められたようです。マリッサ・メイヤーもご満悦…かな?



どうでもいいけどDavid Carp氏のカタカナ表記どれが正解なんだろ。
Wikipediaだとデイヴィッド・カープだけど本人のTumblrアカウント「デビッドの日記」なんだよなぁ…。まあこのブログ上では今後デビッドで統一しようか。
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